製品に関するFAQ
選択カテゴリ:アルミ電解コンデンサ
力率改善回路(PFC)などでアルミ電解コンデンサを使用した場合、商用周波数に近い低周波とスイッチング周波数に近い高周波が混ざり合ったリプル電流が重畳されます。オシロスコープのFFT解析機能を利用することで簡便にリプル電流実効値を算出することが出来ます。
アルミ電解コンデンサのケースは陰極端子と不安定な抵抗成分で接続されており、不安定ながら同電位となることがあります。
ケースと陽極端子間には高い耐圧を持つ酸化被膜がある為、電位差があります。
面実装形アルミ電解コンデンサの樹脂製の台座には通常構造と耐振構造があり、品番の8桁目(AまたはG)で区別することが出来ます。
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- 品番の表し方
ネジ端子形アルミ電解コンデンサに使用している樹脂板材質をPPEへ標準化しました。この変更に伴い、品番の18桁目がMからUへ変更となります。
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- 品番の表し方
アルミ電解コンデンサの外装スリーブは表示を目的としたものであり、絶縁は保証されていません。(ねじ端子品を除く)
山岳地や航空機などの高地で使用する機器にアルミ電解コンデンサをご使用する際の注意点
アルミ電解コンデンサは、有極性製品となります。極性と逆方向の電圧、またはは交流では使用できません。
アルミ電解コンデンサは、MLCCのようなバイアス特性は無く、静電容量は印加電圧の値に依存しません。これはアルミ電解コンデンサの利点です。
アルミ電解コンデンサは定格電圧を超えるサージ電圧印加の規定があります。サージ電圧印加の規定は、JIS規格に準拠しております。
基板洗浄を保証したコンデンサを使用しかつ、洗浄剤の種類や条件等は、カタログや納入仕様書の規定範囲内としてください。
上記に当てはまらないご質問・お問い合わせは下記からご連絡ください