日本ケミコン株式会社

1.調達基本方針

「環境と人にやさしい技術への貢献」の企業理念のもと、お客様や社会から信頼され、満足いただける製品を提供するため、資材調達についての基本的な考え方を「調達基本方針」として以下の6項目を掲げています。
これらの基本方針は法規を遵守すると共に人権尊重、地球環境への配慮を最優先にし、サプライチェーン全体で持続可能な社会の実現を目指すための行動方針を明記しています。

1. 法令遵守
2. CSR調達
3. グリーン調達
4. 責任ある鉱物調達
5. 公正・公平・透明な
   調達活動の推進
6. 仕入先様との良好な
   関係の堅持

詳細は資材調達「調達基本方針」をご覧ください。

2.サプライチェーンのCSR推進

当社は「日本ケミコングループ企業行動憲章」に基づき、「企業の社会的責任(CSR: Corporate Social Responsibility)」を果たす取り組みについても積極的に推進しています。
サプライチェーン全体で倫理観に基づく経営体制のもと、企業を取り巻く全てのステークホルダーに十分配慮した事業運営を行えるよう一般社団法人電子情報技術産業協会（JEITA）発行の「責任ある企業行動ガイドライン」を使用し、仕入先様におけるCSRの取り組みの状況について定期的に調査・確認を行っています。

詳細は資材調達「CSR調達」をご覧ください。

3.グリーン調達

当社は「環境と人にやさしい技術への貢献」の企業理念のもと、事業活動の全域を通じて、環境保全を最重要課題と捉え、資材調達に関しては環境に配慮した製品を顧客に提供できるよう「日本ケミコングループグリーン調達ガイドライン」を制定・運用し、化学物質管理の徹底を図っています。
加えて"グリーンサプライヤ認定制度"により仕入先様と規制情報の共有化を図り、仕入先様の化学物質及び保全管理状況を定期的且つ、継続的に監査・評価を行なうことで、サステナブルなグローバル調達活動を支えています。

詳細は資材調達「グリーン調達」をご覧ください。

4.責任ある鉱物調達

コンゴ民主共和国および周辺9カ国をはじめとする高リスク地域で採掘される鉱物資源が、児童労働などの人権侵害や環境破壊等を引き起こしている武装勢力への資金源となっていることが懸念されています。
当社は持続可能な社会の実現と、企業の社会的責任を果たすため、OECDのデューデリジェンスガイダンスに従って鉱物調達の方針を定めており、紛争や人権侵害に関わる鉱物を調達しないことを基本方針としています。

責任ある鉱物調達方針

5.調達担当者への教育

「日本ケミコングループ企業行動憲章」および「行動規範」、「グリーン調達」、「CSR調達」、「責任ある鉱物調達」に関しての各種コンプライアンス教育を、調達部門の階層別教育などに取り入れています。