アルミ電解コンデンサの極性について
有極性のアルミ電解コンデンサは耐電圧を有する陽極箔と、基本的に耐電圧を持たない陰極箔を組み合わせた内部構造をしており、極性があります。
内部構造および逆電圧印加についての詳細はFAQ記事をご覧ください。
通常、陰極に電圧が印加される使用方法は想定しておらず、誤って極性を逆にしてしまった場合、耐圧の低い陰極箔表面で化成反応が進行して、ガスの発生や発熱、圧力弁動作や封口ゴム離脱などの不具合に至る可能性があります。
アルミ電解コンデンサには陰極を示す印字がありますので、実装には十分注意してください。
- 面実装品の陰極表示

ケースに黒色印字されている側が陰極
- リード形の陰極表示
スリーブに白色の帯がある側、
またはリード線の短い方(端子加工品は除く)
が陰極
手挿入で実装されることの多い製品には、誤挿入防止の端子形状・端子加工品をラインアップしております。
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