コモンモードチョークコイルを使用したノイズフィルタの実測とシミュレーション比較
コモンモードチョークコイルを使用したノイズフィルタの実測とSPICEによるシミュレーションでは、コモンモードチョークコイルの磁気結合特性の結合係数kを用いたモデルを用います。一般的なノイズフィルタは下記のような構成で作られています。
(下記の等価回路は、説明のために簡略化したモデルです)
(下記の等価回路は、説明のために簡略化したモデルです)
これら各部品の役割についてまとめると下記のようになります。
L-ComとCyがコモンモードノイズを低減し、L-Comの漏れインダクタンスとCxがノーマルモードノイズを低減します。
L-ComとCyがコモンモードノイズを低減し、L-Comの漏れインダクタンスとCxがノーマルモードノイズを低減します。
ノイズ対策部品 | ノイズモード |
役割
|
コモンモードチョークコイル L-Com |
コモン | 高インダクタンスにより ノイズを反射 |
Yコンデンサ Cy |
コモン | コモンモード電流を 分散(バイパス) |
Xコンデンサ Cx |
ノーマル | ノーマルモード電流を 分散(バイパス) |
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