電気二重層キャパシタの構造
電気二重層キャパシタは、電解液と電極の界面に、極めて短い距離を隔てて、電荷が配向する現象(電気二重層)を利用し、物理的に電荷を貯えています。
一般のアルミ電解などのコンデンサは、誘電体(絶縁物)を挟んだ電極に電圧を印加すると双極子が配向して電荷が貯えられます。電気二重層キャパシタ電解液と電極の界面に極めて短い距離を隔てて電荷が配向する現象(電気二重層)を利用し、物理的に電荷を貯えています【図1】。
電気二重層キャパシタの電極には比表面積の大きな活性炭が用いられています。
一般のコンデンサ
電気二重層キャパシタ
【図1】電気二重層キャパシタの原理
以上のように電気二重層キャパシタは、二次電池と異なり化学反応を伴わず、活性炭表面のイオンの物理的吸着のみでエネルギーの蓄積を行います。
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