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アルミ電解コンデンサの保管時の注意事項

アルミ電解コンデンサの諸特性には温度依存性がありますので、温度が高くなるほど劣化が激しく、漏れ電流、損失角の正接の増大、静電容量の減少の進行度が速くなります。また、湿度の高い場所に長時間放置されますと、リード線や端子が変色したり、はんだ付け性が悪くなる事があります。アルミ電解コンデンサの保管は、常温、常湿で直射日光の当たらない場所を選択して下さい。

高温(常温を越える温度)雰囲気に長時間放置しておきますと、陽極箔の酸化皮膜と電解液が化学反応を起こし、耐電圧を低下させ、漏れ電流が増加する傾向にあります。この様な製品に定格電圧を印加しますと、大きな漏れ電流による内部発熱で絶縁破壊を起こし、圧力弁作動に至る事があります。

長期間放置された製品は、電圧処理(注-1)を行ないますと、電解液により酸化皮膜が修復され、漏れ電流は放置前のレベルに戻りますので、電圧処理をお勧めします。漏れ電流の増加は製品の耐電圧により異なり、一般的に定格電圧が高いほど増大する傾向にあります。また放置期間が長くなると製品の寿命に影響を及ぼす可能性がありますので、機器の期待寿命は保管期間を考慮してご使用願います。

(注-1) 電圧処理をする場合は、コンデンサに直列保護抵抗(約1kΩ)を介して、30~60分間定格電圧を印加して下さい。

【Fig.30】放置特性(温度パラメータ)

【Fig.30】放置特性 (温度パラメータ)

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保管

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