FAQ/お問い合わせ製品に関するFAQ

漏れ電流の時間変化について

漏れ電流 (LC…Leakage Current)とは、DC電圧を印加することによって流れる微小な電流のことです。

アルミ電解コンデンサにおける漏れ電流の規格は、20℃環境で定格電圧を印加してから1~5分後の値で規定されています。

Fig.1 に示す定格電圧印加による「漏れ電流の時間変化のグラフ」より、漏れ電流の値が時間とともに小さくなり安定していくことが分かります。漏れ電流は温度が高くなると大きくなり、温度が低くなると小さくなります。

参考例としてFig.1にリード形105℃ 35V2200µFの場合を示します。
規格値は770μA(20℃、2分値)ですが、ある1点での値であり、製品によっては電圧を連続的に印加することで2桁以上低い値となることがあります。

漏れ電流の時間変化のグラフ

Fig.1 漏れ電流の時間変化のグラフ

上記に当てはまらないご質問・お問い合わせは
下記からご連絡ください

製品に関するお問い合わせ