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ESD(Electrostatic Discharge)によるアルミ電解コンデンサへの影響について

ESDについて
ESDとはElectro-Static Discharge(静電気放電)の略であり、部品に対する静電気の放電のことを指します。

アルミ電解コンデンサのESD耐量について
アルミ電解コンデンサはESD耐量が規定されておりません。
ESD耐量は主として静電気に弱い半導体などを想定して設定されたものであり、アルミ電解コンデンサは適用外と考えています。

アルミ電解コンデンサは電荷を蓄えることができる部品であり、その電荷量はESD試験で要求される電荷量と比べ大きなものです。
事実、ESD試験においてアルミ電解コンデンサに何らかの異常が発生したという経験はありません。

静電気
JIS規格・AEC-Q200規格との関連性
アルミ電解コンデンサのJIS規格であるJIS C 5101にESD試験項目はありません。
AEC-Q200において、RevDまではESD試験項目がありますが、アルミ電解コンデンサは規格上最大の25kV条件でも異常発生の経験はありません。
AEC-Q200 ESD test
Fig.1 AEC-Q200 PASSIVE COMPONENTS Human-Body Model(HBM)のESD試験手順

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