高地でのご使用について
アルミ電解コンデンサを高度12,000m程度の大気圧環境(高所、高高度環境)で使用(動作時)および、輸送(非動作時)した場合においても封止機能上の問題は生じません。
しかしながら、アルミ電解コンデンサの電気的特性は温度依存性があり、高高度環境で気温が低下することによって、静電容量の減少や内部抵抗(ESR)が増大しますので、ご使用する環境温度における機器の動作確認をお願いいたします。

参考データ: 高度と気温/気圧の関係
高度[m] | 気温[℃] | 気圧[hPa] |
---|---|---|
0 | 15.0 | 1013.3 |
2,000 | 2.0 | 794.9 |
4,000 | -11.0 | 616.3 |
6,000 | -24.0 | 471.7 |
8,000 | -37.0 | 355.9 |
10,000 | -50.0 | 264.3 |
11,000 | -56.5 | 226.2 |
12,000 | -56.5 | 182.8 |
※高度11,000~12,000m(成層圏下部)の気温は一定とする。
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