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鉄基ナノ結晶合金コモンモードチョークコイル 「FL-Wシリーズ」を開発

2021/05/25

Press Release

日本ケミコン株式会社
2021年5月18日
鉄基ナノ結晶合金コモンモードチョークコイル「FL-Wシリーズ」を開発
 このたび日本ケミコンは、10kHzでの透磁率を従来品(FL-Vシリーズ)比で150%に向上したコモンモードチョークコイル「FL-Wシリーズ」を開発いたしました。スイッチング電源、インバータ機器および車載機器の小型軽量化、高性能化、ノイズ対策に有効な製品として提案いたします。

 これまで当社では、磁性材料に鉄基ナノ結晶合金を用いたコモンモードチョークコイルとして「FLシリーズ」、「FL-Vシリーズ」を商品化し、電源入出力のノイズフィルタやDCライン用ノイズフィルタなどの用途に向けて販売を行ってまいりました。

 新製品「FL-Wシリーズ」は、磁性材料の特性改善等により、周波数特性が従来品「FL-Vシリーズ」からさらに向上しました。
 具体的には、従来品「FL-Vシリーズ」の特徴である100kHzでの高い透磁率を維持したまま、10kHzでの透磁率を約150%に向上しました。また、インピーダンスは数100kHzまでの広い周波数帯域で従来品「FL-Vシリーズ」よりも向上しています。
 (下記、コイル設計事例の場合:インピーダンス10kHz約30%、100kHz約10%の向上)
  FL-V FL-W (FL-V 比)
透磁率*1 インピーダンス*1,*2 透磁率*1 インピーダンス*1,*2
周波数 10kHz
100kHz
68000
31000
830Ω
5900Ω
100000
31000
1100Ω(132%)
6700Ω(113%)
*1:Typical値
*2:コイル寸法[mm] 外径31×幅21、銅線
1.0mm、巻き数16ターンのコイルの例
 
コイル寸法[mm]:外径16×幅12~外径50×幅33
コイル仕様(参考):定格電圧250V~700V、定格電流3.5A~39A
                                インダクタンス(10kHz)3.5mH~38mH,(100kHz)1.0mH~11.5mH

《サンプル・量産対応》
 「FL-Wシリーズ」は既にサンプル対応中であり、2021年9月以降の量産対応を予定しています。生産はケミコン東日本株式会社岩手工場(当社100%子会社)で行います。
 
《製品外観》

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