【バリスタ】 SVシリーズ | 高電圧帯220~470V(⌀5)のラインナップ開始
2021/06/17
この度、セラミックバリスタSVシリーズの⌀5サイズにおいて、電圧範囲を220~470Vに拡大し、シリーズの充実を図りました。
SVシリーズとは、過電圧印加によるバリスタ破壊時に、外装樹脂の燃焼時間と飛散を大幅に抑制した、機器の火災リスク低減に貢献する製品です。
従来シリーズに比べ、高温度対応及び対候性を向上しており、厳しい環境下で使用される機器に適しています。
直流電圧を印加する試験(高温負荷、耐湿負荷)においては、バリスタ電圧は試験電圧印加方向にて測定評価する。
バリスタ電圧の測定は、試験終了後標準試験状態下に1時間以上、2時間以内放置後行う。
SVシリーズとは、過電圧印加によるバリスタ破壊時に、外装樹脂の燃焼時間と飛散を大幅に抑制した、機器の火災リスク低減に貢献する製品です。
従来シリーズに比べ、高温度対応及び対候性を向上しており、厳しい環境下で使用される機器に適しています。
特徴
- 素子径⌀5サイズのバリスタ定格電圧に、高圧帯220~470Vを追加
- 過電圧印加によるバリスタ破壊時に、外装樹脂の燃焼と飛散を抑制
- 使用温度125℃対応、耐候的性能を向上(温度サイクル: -40 ⇔ +125℃,1000サイクル 他)
- UL94V-0の難燃性樹脂(ハロゲンフリー)を採用
標準品一覧表(定格追加分のみ)
品番 | バリスタ電圧定格 (範囲) V0.1mA |
最大定格 | 最大制限電圧 | |||||
最大許容回路電圧 | サージ電流耐量 | エネルギー耐量 | 定格パルス電力 | |||||
(V) | AC(Vrms) | DC(V) | 8/20µs(A) | 2ms(J) | (W) | (A) | (V) | |
TND05SV221KTBAAAA0 | 220 (198~242) | 140 | 180 | 800A/1回 600A/2回 |
6.5 | 0.1 | 5 | 380 |
TND05SV241KTBAAAA0 | 240 (216~264) | 150 | 200 | 7.5 | 415 | |||
TND05SV271KTBAAAA0 | 270 (247~303) | 175 | 225 | 8.0 | 475 | |||
TND05SV331KTBAAAA0 | 330 (297~363) | 210 | 270 | 9.5 | 570 | |||
TND05SV361KTBAAAA0 | 360 (324~396) | 230 | 300 | 11.0 | 620 | |||
TND05SV391KTBAAAA0 | 390 (351~429) | 250 | 320 | 12.0 | 675 | |||
TND05SV431KTBAAAA0 | 430 (387~473) | 275 | 350 | 13.0 | 745 | |||
TND05SV471KTBAAAA0 | 470 (423~517) | 300 | 385 | 15.0 | 810 |
電気的・耐候性特性
項目 | 試験方法と定義 | 規格値 |
---|---|---|
使用温度範囲 | -40℃ ~ +125℃ | - |
高温負荷試験 | 温度125±2℃で、最大許容回路電圧を1,000±12時間連続で印加する。 | ΔV0.1mA/V0.1mA≦±10% |
耐湿負荷試験 | 温度85±2℃、湿度80~85%RH中に最大許容回路電圧を1,000±12時間連続で印加する。 | ΔV0.1mA/V0.1mA≦±10% |
温度サイクル試験 | 温度-40±3℃、30分⇔+125±2℃、30分のサイクルを1,000回繰り返す。 | ΔV0.1mA/V0.1mA≦±5% 機械的損傷がないこと |
バリスタ電圧の測定は、試験終了後標準試験状態下に1時間以上、2時間以内放置後行う。
難燃性検証実験動画
取得安全規格
- UL1449 4th.
- CSA
- VDE