河川放流水 水質調査公開データを更新しました
2025/04/25
高萩工場では地域や生物との共生を目指し、工場近隣を流れる花貫川の水質調査を実施しています。
花貫川は茨城県の紅葉名所である花貫渓谷を流れる清流であり、鮭が遡上することでも知られています。
弊社では中和処理し浄化した工場排水を花貫川に放流しています。
放流口下流の花貫橋で定期的な水質監視を実施して分析データを公開し、高萩市とも共有しています。

▲ 河川水採取の様子
生活環境保全に係る河川環境基準値(河川) 3ヵ月毎測定
生活環境保全に係る河川環境基準値(河川) 6ヵ月毎測定
生活環境保全に係る水生生物の生育状況の適応項目(河川) 6ヵ月毎測定
各測定項目について
各測定項目の基準につきましては環境省のページをご覧ください。
測定項目 | 説明 |
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pH (水素イオン濃度) |
根本的な性質である酸性、中性、アルカリ性を示す指標がpHです。 pH7が中性 と呼び、川の水のpHは通常7前後で、多くの場合、pH6.5~8.5の範囲内です。 |
BOD (生物化学的酸素要求量) |
この値が大きいほど、水の汚れの度合いがひどいことになります。 |
SS (浮遊物質量) |
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DO (溶存酸素量) |
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大腸菌数 | 低い値ほどふん便の汚染は少ないことになります。 |
全亜鉛 | 亜鉛の主な排出源は、工場・事業場排水の他、し尿や生活雑排水にも含まれています。 |
ノニルフェノール | |
直鎖アルキルベンゼン スルホン酸及びその塩 |