工場長あいさつ
宮城工場 工場長本木 伸之介
ケミコン東日本株式会社宮城工場では、アルミ電解コンデンサという重要な電子部品を生産し、全世界に向けて出荷しております。
アルミ電解コンデンサは、家庭用電化製品、各種電子機器、通信機器、カーエレクトロニクスなど、皆様の身近な電気・電子機器に使用されています。
宮城工場で生産している製品はカーエレクトロニクス分野での採用比率が高く、近年では携帯電話基地局や生成AIなどICT市場向けの出荷も増加しております。
需要の拡大に対応するため、2024年6月には新たな工場棟を竣工し、生産能力の拡大を図っております。
地域社会との共生や発展を希求し、今後も躍進を続けたいと考えております。工場運営にあたっては環境への配慮を重視し、カーボンニュートラル対応を推進しています。
当工場の歴史は1966年に国内初の小形アルミ電解コンデンサ(リード形)の自動化工場として操業を開始したことから始まり、以来、時代とニーズに合わせた製品を供給し続けてまいりました。
1985年には表面実装型の縦形チップコンデンサ、1999年には導電性高分子の固体電解コンデンサ、2013年には導電性高分子のハイブリッド電解コンデンサの生産を開始し、歴史と先端技術を融合させた製品を提供しております。