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アルミ電解コンデンサの再起電圧とは

アルミ電解コンデンサの再起電圧とは、アルミ電解コンデンサを充電し端子間を短絡させた後、開放しておくと、しばらくして両方の端子間の電圧が再び上昇する現象が生じる時の電圧のことです。この現象が生じる推定メカニズムは、次のように考えられます。

誘電体に電圧が印加されると、誘電作用によって誘電体の内部に電気的変化が生じて、誘電体表面に印加された電圧と正負反対に帯電します。(分極作用)
この分極作用には、非常に早く生じるものと、ゆっくり生じるものがあるため、電圧を印加した後、端子間の電圧が0になるまで放電し、端子間を開放しておくと、分極の遅いものの電位が端子間に現れて再起電圧を生じます。(Fig-28)
 


再起電圧の時間変化は、Fig-29の通りであり、両端子開放後約10~20日ぐらいがピークになりそれ以降徐々に低下してきます。また、大形品(ネジ端子形、基板自立形)ほど再起電力の値が大きくなる傾向があります。
再起電圧が発生後、不意に両端子間を短絡させると、スパークのため、組立ラインで作業する人に恐怖感を与えたり、回路のCPU、メモリー等の低電圧駆動素子が破壊される危険性があります。その防止方法は、ご使用前に100~1kΩ程度の抵抗器で溜まっている電荷を放電して下さい。また弊社にて対応することも可能ですので、ご相談下さい。
 
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