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急速な充放電を繰り返す用途について

アルミ電解コンデンサを大きな電圧変動を頻繁に繰り返す回路へ使用することを充放電用途での使用と呼びます。

汎用のアルミ電解コンデンサは、電圧差の大きな充放電、周期の早い急速充放電を繰り返す回路には使用できません。
充放電条件によっては、静電容量の減少、内部発熱およびガス発生による圧力弁作動または破壊に至る場合があります。

厳しい充放電が要求される回路には、充放電電流、充放電周期、充放電回数、放電抵抗、使用温度などの条件にあった充放電仕様のコンデンサを選定する必要があります。日本ケミコンでは主にサーボモータ向けとして以下のシリーズを取り揃えております。
(ΔT: 150V対応 Fig.1参照)

充放電電圧波形

Fig.1 充放電電圧波形の例

なおストロボ発光回路向けのPHシリーズ(生産中止予定)を除き、定格電圧から0Vまでの充放電を繰り返す条件に対応したコンデンサは現在カタログに取り揃えておりません。
充放電対策品においても充放電による電圧変動が最大150V以内となるようにご使用ください。

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